新書ー中世

戦国の雄と末裔たち

日本史の中でもファンの多い戦国時代、この本はその戦国時代を駆け抜けた武将達の子孫がどのように生き抜いて現代を生きているかについて書いてあります。 登場するのは、「平将門」「足利将軍家」「武田信玄」「織田信長」「今川義元」等の有名武将家を含む…

室町の王権

現在天皇制の継承に関して注目が集まっています。建前上は万世一系である天皇家の歴史に置いて、歴史上何度か存続の危機に瀕した事がありました。この本はその中でも足利義満による王権纂奪計画に焦点を当てて、天皇家が持つ王権のあり方とその王権を義満が…

江戸城御庭番

忍者と言えば黒ずくめで空を舞い、水の上を走り、地に潜り様々な術を使う。そんなイメージが先行していて本当の所は謎に包まれています。 この本はそんな忍者の末裔と言われ、同じ様なイメージで見られている江戸時代の御庭番の実像を同時代の書類や彼らの日…

北政所

豊臣秀吉の天下取りから徳川幕府の成立までの時代を扱った本なら必ずふれられる秀吉の正室「北政所」しかし秀頼を産んだ淀君に関しては詳しくふれられても北政所に関してはふれられることが少なく。ふれられても秀吉死後は菩提を弔うために高台院を建て、静…

信長軍の司令官

戦国時代に尾張の一勢力から瞬く間に領土を広げていった織田信長。この本はその彼の軍隊が初期の編成から彼の勢力の伸長と共にどのように変化していったかを具体的な例をあげながら克明に記してあります。 戦国時代の力の根源である軍隊の構成を読み解いてい…

新書日本史4 戦乱と一揆

鎌倉幕府の滅亡から戦国時代時代の初めまでの歴史を、時代にそって説明してある講談社現代新書の新書日本史の第4弾。 中でも山城の国一揆等の一揆に対する権力者側の防衛策等に関する説明は、教科書的な民衆の蜂起を通して民衆が歴史の表舞台に登場したとい…