6ステイン

亡国のイージスやTwelve Y. O.で描かれていた諜報組織のサイドストーリー的な物が6本集まった短編集。
短編とはいえそれぞれが福井ワールドの面白さに引き込んでくれる作品ばかりです。
私的には「断ち切る」に出てくる老人がいい味をだしていて気に入ったのですが、その他の短編もいろいろな魅力のある登場人物が出てきて読む人にとって飽きさせない物に仕上がっています。
最後に出てくる「920を待ちながら」には亡国のイージスで如月行が所属していた部隊名にもなった人物の一端が垣間見えます。
ファンの方は読んで損はないですよ。

6ステイン

6ステイン